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「戸出野開御印状を読み解く」2017/05/23

今年2017年は、1617(元和3)年の戸出の町立てから数えて
400年目の節目の年を迎えました。おめでとうございます!

今年、戸出地域では様々な団体・グループによって
様々なイベントが企画され、地域全体が喜ばしい年を祝います。

生涯学習団体「戸出を知る会」さんでは、
本多俊彦先生(高岡法科大学准教授)による歴史連続講座を企画されました。

先生は、加賀藩筆頭家老・本多政重から数えて
本多家第16代当主となられる予定でおられるとのこと。スゴい!


第一回目となる2017/05/23(火)の講座では
「戸出開町400年」の根拠とも言える
「戸出野開御印状(といでのびらきごいんじょう)」
の解説が行われました。(於:戸出コミュニティセンター2F・多目的室)

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この「戸出野開御印状」の差出人も本多政重(横山長知との連名)
です。なんて最適な講師選定なのだろう、と再度感動。

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・今は縦20.0cm×横111.5cmという横に長い状態で保管されているが、
 これは上下2つに切られた後、横に繋げられたものである。

・折紙と呼ばれるもので、机の上では書かず、
 紙を持った状態で書かれた。

・大正時代の時点では、元の形状を保っていた。

・普通この紙はこれほどまでに黄色くやける筈がない。
 額に飾られていた時期に、日の当たる場所にあった筈。

・他の元和3年頃に加賀藩へ出された開墾許可申請の場合は、
 「市」を立てる旨は書かれていない。
 また通常では差出人欄は横山長知のみ。

・横山長知は総務全般、本多政重は重要な事柄の場合に署名していた。

・「(満)」の印は、前田利光公の許可を表す。

・戸出は他の開墾願いとは異なり、
 「戸出野開御印状」が発行された時点で、
 ある程度のまちにする、ということで重要である扱いを受けていた。

などなど。

書状一枚からこれほど多くのことがわかるとは思いませんでした。
たいへん興味深い講座でした。

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次回以降の講座も面白そうですね。

次回からでも申し込めば受講できると思います。
ご興味あられるかたは是非、どうぞ。

公開講座ですのでお気軽に!



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by toidemachi | 2017-05-24 16:21 | 戸出の紹介
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