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2012/09/02(土)氷見線全線開通100周年記念フォーラム
北陸新幹線開業に向け、
城端線との直通運転が前向きに検討されている氷見線が今年
全線開通100週年を迎えます。

それを記念したフォーラムが9/2(土)に開催されます。

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氷見線全線開通100周年記念フォーラム
  「氷見線からの贈り物」

とき  平成24年9月2日(日)
ところ 氷見市いきいき元気館
   氷見市中央町12-21 TEL:0766-74-8063

●第一部 基調講演 9:30~10:10
  「地域における鉄道の在り方」
      講 師 ひたちなか海浜鉄道社長
      吉田 千秋 氏(高岡市福岡町出身)

万葉線株式会社の元社員。廃線の危機にさらされていた
「ひたちなか海浜鉄道」を再生させた事例をもとに、
地域における鉄道が秘めた可能性や、
氷見線がどうあるべきか等のお話をしていただきます。

●第二部 事例紹介 10:10~10:30
「(氷見市の姉妹都市)岐阜県関市の現状と取り組み」
      講 師 岐阜県関市 浅野 欽一郎 氏

岐阜県関地区の重要な足である二つの鉄道の一つ、
美濃町線が廃止となった経緯とその後の影響。
そして今も走り続けるもう一方の鉄道の活かし方や
その取り組みなどについてお話いただきます。

●第三部 パネルディスカッション 10:30~12:00

  コーディネーター:小林 一也  氏( 富山県立大学工学部 准教授 )
  パネラー    :堂故 茂   氏( 氷 見 市 長 )
           宮崎 一郎  氏( 富山県観光・地域振興局 主幹 )
           吉田 千秋  氏( ひたちなか海浜鉄道 社長 )
           浅野 欽一郎 氏( 岐 阜 県 関 市 )

主 催:氷見線全線開通100周年記念事業実行委員会、氷見市、氷見商工会議所
共 催:高岡市、高岡商工会議所、城端・氷見線活性化推進協議会、
   (社)高岡市観光協会、(社)氷見市観光協会
   西日本鉄道OB会高岡支部、RACDA高岡、
   富山県呉西地区公共交通再生研究会
後 援:富山県

お問い合わせ:氷見商工会議所 氷見市南大町10-1 TEL:0766-74-1200

イベントポスター(PDF形式)はこちら↓
http://www.ccis-toyama.or.jp/himi/shinchaku/100syunen.pdf


~~ 以下は、追記です。 ~~

↓当日の会場の様子
2012/09/02(土)氷見線全線開通100周年記念フォーラム  _c0016003_1781752.jpg


パネルディスカッションでは、
「他のことで手一杯なので、今は氷見線に積極的に関わりたくない。」
という氷見市の姿勢が印象的でした。


県観光・地域振興局の宮崎主幹からは、
「氷見海浜公園付近に新駅を設置してはどうか。
 付近にあるマンション、住宅地の価値が上がる。」
「氷見線-城端線直通化よりもかかる費用はごく小さく、効果は大きい。」
との提案があり、面白いと感じました。

新駅設置とともに、付近に暮らしやすい住宅地を造成すれば
氷見市の人口増にも寄与しそうです。


氷見市はまちづくりへの気概が強く、合理的、戦略的に事を進めるまちです。

確かに今の氷見市さんには
氷見線に関わっていく余裕がないのかもしれません。

ですが、市民病院の問題も解決し、
一大観光拠点(ひみ番屋街)も完成しました。
市役所移転問題も目処がつけば、次は
「北陸新幹線開業時に氷見線を再生し、氷見への入り込み観光客を増やす!」
といったことにも興味を持っていただいても良いのかな、
と期待しています。


首都圏のお客様は新幹線に乗って新高岡駅(仮称)にいらっしゃいます。

新高岡駅と氷見を直行バスでただ結ぶというのも良いのですが、
城端線-氷見線を直通化させ、
富山ライトレールのようなカッコイイ車両を高頻度で走らせれば、
全国的注目度は俄然違ってきます。

公共交通先進地となって、国の予算をうまく引き寄せたいものです。


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by toidemachi | 2012-08-21 15:47 | 城端線
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